フィンランド生活190日目〜パイプのつまり①〜
朝起きて洗い物をするとキッチンシンクの水が流れない。「来てしまったか、この日が」が第一印象。日本と違って、細かい目の排水溝になってないんだよね、この国。

これがフィンランドのシンク。義両親の実家はもうちょっと目が細かいです。
直径5mmくらいの穴が5つくらいある円形のシンクでは食べこぼしや食材のカスがどんどん配管に流れていく。「これ大丈夫なのかな?」と常日頃おもっていたが、「所変われば品変わる」でおそらく配管が太いので流しても問題ないのだろう、と勝手に思う。(最終的な水処理におけるゴミについては・・・どうなんだろ。食材のカスを垂れ流しなら草。)
とりあえず不動産のウェブサイトを見ると「不良報告」のページがあり、2−4営業日で対応します。と書いてあった。とりあえず妻が帰るまでまつか。配管を見様見真似で分解するとどうやら配管上部は異常がなさそう。ただ配管下部はどのように分解していいかわからないし、元に戻せなさそうなので撤退。とりあえず配管上部の水を取り除く。帰宅後、妻は「パイプユニッシュでいいんじゃない?w」と言われる。さらに現在は配管上部は空洞なので、水はシンクにたまらず、妻はまったく気にする様子じゃない。私的にはキッチンシンクが流れないって大事件なのに。ぷち専業主夫やってると家のことが仕事なんで、家をスムーズにしたいという気持ちがすごくある。仕事がうまくいかない気持ち。
自分は専業主夫は向いてない気がする。人の稼いだ金で生きていくということが精神的に辛いときがある。家事をしっかりやっていても、家の不具合に関しては対処できない。「おれは家のことしかこの家庭に貢献できないのに・・・」と悲しくなる。子供が居ると違うんだろうけどね。子無し専業主ふの人たちってすごいわ。自分と全く違う精神構造してるので尊敬。たまーにいる、日本語しかできないのに子無しでパートナーと移り住む人をマジで尊敬。「駐在妻」とか憧れる女性いるけど、実際はメンタル強者じゃないと地獄な気がする。海外に移り住むって大変だよな。自分の存在価値もなくなるし。自分のやりたいことも思うように出来ないし。
夜ご飯を食べたあとに洗い物をしてるとシンクが逆流。慌ててパイプユニッシュを買う。フィンランド語で書いてあり、なんにもわからないけどph13.5だけは分かった。強アルカリ性なのね。こんなところで中学のリトマス試験紙とかの知識が役に立つとは…(笑)。パイプユニッシュを買っている間に逆流はとまったのか、シンクの水は消えていた。とりあえず、ボトルの半分をキッチンに流し、30分放置。水は…めっちゃゆっくり流れる。これ詰まり解消してないだろ。うーん、強アルカリ性で解けなかったのか?どんなものが詰まってるんだ…。何が原因だろうか…と思いながら寝る。
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