フィンランド生活193日目〜ユーロビジョン視聴〜
朝7時45分ほど起床。そのまま課題を行おうとする。寝室を出て課題をこなすと、愛犬シロが寝室のドアをボケーと見つめたあと、私のことを見つめる。ということを繰り返す。妻と一緒に寝たいのかな?とおもい、ドアを開けて自分は椅子に戻るとシロはドアの前から動かずに勉強する私のことを見つめる。私と一緒に夫婦の寝室で寝たいのか、と思い寝室に行ってベッドにはいると彼もベッドに入る。ベッドで妻や私を舐めようとしてくる。が妻はほぼ無視。私が撫でる。一通りすると満足したのか、どこかへ去っていった。
彼が去ったら私はブログをちょくちょく書いたのちに、課題を行う。本日中にとりあえず読んどきたいのは、International Organizations: Loose and Tight Coupling in the Development RegimeとMarkets Everywhere: The Washington Consensus and the Sociology of Global Institutional ChangeとONE HEALTH THROUGH THE LENS OF THE SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALSとExploring theoretical approaches to global social policy research: Learning from international relations and inter-organisational theoryを読みます。
気づいたら今日は日本の国立大の二次試験日なのね。いやー私がおすすめした一橋のソーシャルデータサイエンス学部(通称SDSというらしい)が倍率6.1倍とかいうありえない数値を叩き出してるやん。しかも共通テストの足切りが750点以上という異常な数値。全部で8割とっても、高校生活でめっちゃ勉強したのに、半分は本試験も受けれずに1年が終わるのか・・・つらたん。
4年後の就職実績次第ではガチで文系最難関になりそうな気がする。まぁこのカリキュラム見てると、「文系とは…?」となる。

⚡線形代数、微分積分、統計学
⚡データ分析
⚡プログラミング
⚡機械学習
⚡マーケティング
⚡歴史、会計、経済学などの社会科学
を学べて年間53.58万円ですごくよいのでは。
一橋はガチ勉強する学生の割合が高く図書館も自習勢でいつも混んでます。
俺が結局いま自分で留学してやろうとしてることを学部からやれるずるいです。早稲田も東京外大も数学やり始めたし、この調子で数学普及してほしいわ。一橋ソーシャルデータサイエンスも創設バブルみたいなもんだろう。創設当時のSFC人気はめちゃくちゃ高かったと聞く…。今、数学入試を採用しない慶応はどうするのだろう。学生は数学を課すと受験してくれないし、でも仮に今後社会が数学重視になっていくと慶応のブランド力は長期的には落ちていくからな‥。
ということで課題をずっと読んできて飽きたので、今年文系で最も難しかったらしい一橋数学を解いて息抜き。東大理系数学がゲキムズだったらしいのだが、おそらく親友が今年ヨーロッパに来た時、暇な時間で解くので後回し。昨年はやってないが、一昨年は親友3人で灘中の数学を解いたりして遊んでいる。数学で遊んだあと、ひたすら課題を読み進めるが、私の英語力はなさすぎるので、全然読めない。
愛犬シロが寝っ転がって仰向けになってくる。なのでいっぱいお腹を撫でてやる。しばらくたくさん撫でる。ご飯を食べたあとにソファでぼけーとしてると、ソファによってきて、手を異常に舐めてくる。めっちゃ甘えてくる。とりあえず一旦舐め終わり、どこか行ったなと思ったタイミングで手を洗う。すると再び舐めてくる。これを四回繰り返す。その後、なんとか課題を読み終わる。
その後、ユーロヴィジョンのフィンランド代表戦を夫婦で見る。
ユーロヴィジョン:ヨーロッパ放送連合(EBU)が主催する歌唱コンテスト。毎年、EBUの加盟国から選ばれたアーティストが参加し、自国の歌を披露します。視聴者と審査員の投票で優勝者が決定
流れとしては、国で幾人かアーティストが選ばれ、生放送で楽曲を披露し、参加国がどのアーティストが良かったか投票してその地域の代表を決定する。そのようにして選ばれた国代表が前年の優勝国で開催される決勝戦に呼ばれて、再び披露するというもの。1956年が第一回の歴史ある大会で、著名な優勝者にスウェーデンのミュージシャンで最も有名なABBAがいます。ちなみに視聴者は1億人以上いると言われるかなり大規模な歌唱コンテストです。ボケーと見てたらオーストラリアが投票しててビビった。「ヨーロッパ」とは…?
オーストラリアは1983年からずっとユーロヴィジョンを放映しているので、その愛が評価され(どう考えても放映権の額とマーケティング戦略の一環だろという大人の思惑はさておき、)ユーロビジョン・ソング・コンテスト60周年の2015年に1回きりのスペシャルゲストとしてを特別参加許可された。圧倒的なパフォーマンスとその愛(とおそらく商業的成功)より2016年からは一般参加をしている。ちなみにこのユーロヴィジョン、モロッコやイスラエルもいます。もはやヨーロッパとは何か分からない。そういえばヨーロピアンチャンピオンシップス(オリンピック中間年に開催される総合競技大会)もイスラエルいたなー‥と思う。ユーロヴィジョンとヨーロピアンチャンピオンシップスの共通点‥それは欧州放送連合が主催!これにはイスラエル・アゼルバイジャン・モロッコ・エジプトなどが参加している。つまりヨーロピアンチャンピオンシップスもおそらくエジプトなどからの参加があったのでは…?よく見てなかったけど。
ま、こんなことをどうでもいいとして、ユーロヴィジョンフィンランド代表はKäärijä(カーリヤ)が圧勝しました。妻は彼を応援していたので上機嫌。
ヴィジュアルがすごい。ただサビは一度聞いたら洗脳されるキャッチーさ。ちなみに次の日の朝までフィンランドのツイッターでトレンド入りしてました。
1ヶ月で180万再生って…しょぼいな。日本ならバズったら余裕で1ヶ月で1000万再生するもなー。メガテラの「酔いどれ知らず」の歌ってみたとかブルーロックでバズって、ここ1ヶ月で400万以上再生されてるからなー。オタクにしか流行ってない曲なのに。Adoちゃんなんて6日前に出した曲が330万再生で草。これが人口24倍の力。180万×24は4000万以上。一ヶ月で4000万再生は化け物すぎる(笑)。人口こそパワー。高度経済成長期だって終身雇用とか日本的経営とかじゃなくてそもそもの人口ボーナスだった説。
文系やヨーロッパの定義すら資本主義に食われる現代社会か…と思って、今日という日を終える。
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