フィンランド生活211日目〜外国人にとってのフィンランド社会の難しさ〜
朝、web3ドメインをミントした。これで私もweb3ドメインを完全に保有したといっても過言ではない。ポリゴンドメインがENSドメイン並に拡張性・普及したらいいけど…未来はどうなるか分からない。大学で4月30日までの課題をやるが・・・案外終わらない。ってか本当に終わるのか?めっちゃ怖い。全然終わらないのだが。その後は、ジムにいって鍛える。
ニュースをみるとフィンランドの留学生の半分が卒業したら、フィンランドからは去るという調査がでたらしい。これ、ヨーロッパ人を学費無料にする意味ある?フィンランドの大学はヨーロッパ人に対しては、無料。ヨーロッパというか正確にはEAA(EU+ヨーロッパの裕福な国)の人は、無料。それ以外の人間は「卒業後、定住するとは思えないので」有料らしい。でもどこでそうかいてあったか見たか忘れてしまった。ちなみにヨーロッパ圏外からでもフィンランド語またはスウェーデン語で勉強する場合は学費はどこ出身でも無料。フィンランドで学んだ留学生はどこで就職するのだろう?結局イギリスとかで就職するのかな?英語圏って才能吸収するのせこいよな。
ちなみに86%の留学生はフィンランド生活を「よい」または「とてもよい」と評価してる様子。だから学ぶ場所としてはフィンランドはいいところみたいだ。学内では英語が通じるし、学食は安いし、生活の場ではフィンランド語を使わないからね。でも結局、英語で働く事のできる場所が限られてくるから、去っちゃうのかな。あとは「学校」という友達が出来やすい場所を卒業後すると、「友達」からの解放を意味します。
さてさて、当たり前ですが、友人は世の中を行きていく上に必要です。フィンランド人の友人が全くいない人のうち、3人に1人(31%)がフィンランドでの生活にうまく適応できていない。フィンランド人の友人が5人以上いる人のうち、フィンランドでの生活にうまく適応できていない人はごくわずか(5%)だと分かっています。( E2 Tutkimus調べ)。これは結婚などを機にフィンランドに移住した人も感じており、「フィンランド人の友人がいない」ことをがフィンランド生活の難しさだと3人に1人があげているらしい。
ここで障壁になるのが①フィンランド語の難しさと②フィンランド人がシャイということ。
フィンランド語が難しい→言語が難しいからフィンランド語を勉強できない、モチベーションがわかない→フィンランド人と喋れない→フィンランド人の友達が出来ない→友達が出来ない・練習相手がいない・活用方法が限られてる→フィンランド語の勉強出来ない・モチベーションがわかない。
でも鶏と卵の問題ですね。フィンランド人がシャイ→フィンランド人と喋るモチベーションが低下する→フィンランド語を勉強する気がなくなるetcみたいな。
外国人にとって、フィンランド社会の一番の障壁は「コネ」が重要なこと。就業者の3人に1人が「個人的なつながりで現在の仕事を見つけた」と答えており、「コネ」が重要なフィンランド社会。大学の就活とかも「コネ」はマジで強調される。まぁコネというと日本だとすごくネガティブだけど、英語では「社会的ネットワークを広くしなさい」と言われるのでなんかポジティブっぽい(笑)。
まとめると、フィンランド社会で生きていく上には、ネットワークが必要なのに、フィンランド社会がネットワーク構築に向かないというのが外国人にとって、厳しいところ。ちなみにニュースによるとフィンランドは今後10年間で44,000人の移民が必要らしい。どうするんだろうね。
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