フィンランド生活36日目。〜フィンランド来てから一番疲れた日〜
朝、起床。今日はようやくタンペレへと旅立つ日。ベッドの中でスマホを見てると、Omega Strikersというゲームが人気という記事をスマホがおすすめしてくる。一昨日、動画を見たけどめっちゃ難しそうで自分には出来ないな、と思ったが大人気ならやってみるか−と思う。さて、今日でシロと散歩も最後なので、シロと散歩してから庭で豚のおもちゃと遊ぶ。こいつともお別れか…。悲しい。いろんな準備などをして、昼11時半に家を出る。12時に駅に到着。
1人でスーツケース2個とバッグ1個は重すぎる。なんか日本からフィンランドに来たときよりも荷物が重くなってないか?笑。なんでこんなに荷物があるんだ…。本当に疲れる。さて、電車に乗るが、スーツケースを置く場所がすでに埋まっている。フィンランドの長距離列車は新幹線のように「特大荷物スペース」がある。しかも新幹線と違って無料、さらに新幹線より広い(気がする)。ただ、けっこうな確率でそのスペースが埋まっていることが多い。ということで今回は埋まっていて、駅員に聞いて、荷物スペース以外にもおけるところがないか聞く。無事に荷物を置くと、電車は出発。10分以上も荷物を置く場所を探していた。電車内はいつもどおりしずか。最高や。フィンランド人は「賑やか」より「静寂」を好むから、好き。フランスとかスペインとかNYで駅や電車内で音楽を演奏するヒトがいるけど、アレがないから好き。横に座ってる青年は、ティンダーつかって女漁り。時代はマチアプですね。ちょっとお腹が空いてきたので、車内でサンドイッチを一個食べる。
そうしていると、1回目の乗り換えへ。一人でスーツケースを2つもって降りてると見知らぬ淑女が「出るのか?乗り換えか?場所わかる?大丈夫?」と話しかけてくれた。昨日唱えた、「フィンランド人、見知らぬヒトに声かけ無い説」崩壊笑。「人間関係が濃厚ではない」と「見知らぬ人を助ける」は相反するものではないか。「こっちに乗り換えってわかってるから大丈夫」と返答する。ありがとう、見知らぬ淑女。フィンランドの駅は、日本の田舎駅のように互いがなんとなくお互いに距離をとって待つスタイル。パーソルスペースはやはり日本よりやや広め。列を作らなくても、フィンランドの電車は乗車人数に対して席が多いので、座れるのがほぼ保証されているし、そもそも長距離列車のほとんどが指定席のみ。
フィンランドの電車のドアはボタン式。都市圏から出たたこと無いヒトには馴染みがないでしょうが、雪が降る地域の電車にあるある、ボタンを押さないと開かないタイプ。このボタンは時間を過ぎるともちろん機能しない。なので駆け込み乗車というものが出来ない。駆け込み乗車をしようとした青年がボタンを押すも、開かなかったのをこの日は目撃。「もう遅かったんじゃね?」という雰囲気をみんながまとわったあたりで電車は発進。日本なら絶対に車掌さんが開けてくれるのに、と思うくらい、ボタンを押してから発車に時間がかかっていた。(1分くらい?)。日本だと車掌さんが窓から顔を出しながら、プラットフォームの安全確認をするが、そんな配慮は一切なし。さすが世界一幸せな国、フィンランドや!
さて、2回目の乗り換え。6分しかない。荷物を素早くもって別のプラットフォームへ。ギリギリ間に合う。これ、エレベーターが近くになかったら終わってたな。なんとか荷物は荷物置き場に置くことが出来た。しかし、席に座ろうとするともう別のヒトが座ってる。「そこ、私の席ですよ」というのも面倒くさいので、空いてる席に座る。お腹が空いてきたので、再びサンドイッチを食べる。美味しい。まったりしながら18時前に到着。毎回思うが、4時間は本当に長い笑。スーツケース2個をもって、1.7キロを歩くの、割と辛い。しかも高低差がけっこうある(とおもったら17mしか無かった。斜度5%も無い笑)。18時50分頃、ようやく到着。普通に歩くより倍以上かかりました。本当に大変だった。7時ごろに布団が届くので、受け取る。布団が届いたー。これで寝れる。もう布団さえあれば大丈夫。寝床確保。少し休憩して、歩いて3分ほどのスーパーで本日の夕食と明日の朝飯を買う。骨付きチキン、パスタ、ヨーグルトなどとともにシャンプーなどの日用品も同時購入。まだシャンプーとかも無いからね。家に帰るともう7時40分くらいごろに。その後、床が汚いので、雑巾で床を50分ほど拭く。ウチでは靴を脱いで素足で生活したいので、床がキレイかどうかは大事。
床がだいたいキレイなったな、と思ったところで、料理へ。キャベツを冷蔵庫から取り出だすとなんか違和感が。あれ、冷蔵庫が冷えてない…。おかしい。明らかに冷えてない。あれ、これもしかして壊れてる?もしかして電源が抜けてるかも知れないとおもってチェックしようにも、冷蔵庫はコの時型に囲まれているために、電源がついてるかどうかはわからない。ってか180cm×50cmで割と大型の冷蔵庫なのにひっぱる部分とかないのでどうして良いかわからない。無理やり取り出すと、やはり電源が入ってない!そして電源は恐らく高さ2mくらいのところにあり、まったく届かない。とりあえずやり過ごす。
時刻はすでに8時40分。すこし休憩。ブログを書く(しかしここで書いた記事は保存されていなかった…)。料理を開始。キャベツとマヨネーズサラダを作成。9時半から骨付きチキンを食す。キッチンのカウンターのようなところで立って食べる。さすがにいろいろ疲れたの座る。地べたに座る。さて、食器をあらって拭いてしまおうとしたら、シンクの上の棚がなんと水切り棚になってる!

これ、地味に便利じゃない?
シャワーを浴びるとめっちゃ気持ちいい。じっとりと汗かいてたー。足なんかも入念に洗って、キレイにしてから就寝。本当に疲れたわー。
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